ハワイ絵画:ハーブ・カネ(Herb Kane) [新柄パウスカート・ピックアップ]

hawaiian goddess PELE
ハーブ・カワイヌイ・カーネ
(Herb Kawainui Kane)
1928年6月21日〜2011年3月8日

歴史家であると共に、作家であり、そして芸術家(画家)でもあったハーブ・カーネ氏は、1970年代からハワイで起こった、『ハワイアン文化のルネッサンス』の
主要人物の一人であるされています。
※ハワイアン文化のルネッサンスとは、『ハワイ文化復興運動』という名の元に起こった、ハワイの古い文化を捨て去り、ハワイを観光商業都市とする目的のみで発展させるのではなく、祖先から引き継いできた伝統や文化を現代の生活にも生かし、又ハワイアン達のアイデンティティを取り戻そうというムーブメントです。世界最大のフラの祭典としても知られる毎年4月にハワイ島ヒロで開催される、メリーモナークもこの運動の一つです。

幼いころから絵画への興味を持ち絵を描き始め、アメリカ海軍での従事後、ハーブ・カーネはイリノイ州シカゴにあるシカゴ美術館付属芸術大学に通い、修士号を取得しました。その後自分の父の故郷であるハワイへ移住し、アート活動を行うと共に、ハワイアン文化の調査も進め、特に有名な活動としては、ハワイ大学の人類学者であった、ベン・フィニーやハワイアン・カヌーの一人者であったトミー・ホームズなどで『ポリネシア航海協会』を設立し、ホクレア号の造船をしたことです。

ハワイアン人々はどこからやってきたのか?というと、有力な説はタヒチだとされています。タヒチの島からカヌーに乗って4000kmの旅をしてやってきたとされています。そして当時の航海を再現しようと造船されたのが、ホクレア号だったのです。

ハーブ・カーネの絵画作品は、ハワイの様々なホテルのロビーや公共の商業施設で展示されているだけでなく、ハワイの学校の歴史の教科書などにも掲載されています。下記、氏が生前に受賞した賞や栄誉になります。

1984年:ハワイ人間国宝
1988年:ビショップミュージアム チャールズ リード ビショップ メダル受賞
2008年:シカゴ美術館付属芸術大学 名誉美術博士号授与

当店ムームーママでは、ハーブ・カーネ氏の主にフラの世界について描かれた作品やハワイで語り継がれている神々を描写した絵画などのジークレー版画を販売しております。今は亡きハーブ・カーネ氏ですが、米国本土にあるハーブ・カーネ ギャラリーへ注文し、日本へ輸入しております。販売商品以外の大きなサイズの作品などの輸入のお手伝いもさせて頂いております。是非詳細はお気軽にご一報下さい。


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